「輸入車レビュー」MINIクロスオーバー クーパーS E ALL4 (PHEV) のオススメポイント、気になったポイント

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その他

こんにちは、さみです。

MINI32時間オーナー体験として、MINIクロスオーバー クーパーS E ALL4の長時間試乗ができました。

なかなか長いネーミングの車です。

現在はMINIの名前自体がメーカー名と車名をかねている感じです。

その中の、

クロスオーバー=ボディタイプ

クーパーS=グレード

E=PHEV

ALL4=四輪駆動

と言った意味になっています。

長時間試乗で気付いた、良かったポイントや気になったポイントをお伝えします。

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MINIクロスオーバー クーパー S E ALL4はどんなクルマ

MINIクロスオーバーのガソリンエンジンと電気モーターのハイブリット車種です。

単純なハイブリットではなく、家庭用コンセント(専用のコンセントやシステムが必要)や街中の急速充電器にてリチウムイオン電池に電気を充電できます。

その電力で、モーターにより電気自動車としても走れます。

ガソリンエンジンも搭載しているので、電池切れでも走り続けることができます。

電池容量が多くないので、メインはガソリンエンジンで走り、補助的にモーターを使うことになると思います。

MINIクロスオーバー クーパーS E ALL4 基本データ

全長4,315 全幅1,820 全高1,595(すべてmm)

車両重量1,770kg

搭載する「ガソリンエンジン」は、排気量1,498cc、最高出力136PS、最大トルク220Nm

トランスミッションは6速ATです。

燃料タンク容量は、36リットルと軽自動車なみに少ないですね。

ハイブリットだからでしょうか。

搭載するモーターは、最高出力88PS、最大トルク165Nm

両方あわせたシステムトータル最高出力224PS、最大トルク385Nm

と普段なじみの無い表記です。

参考までに同じくMINIクロスオーバー クーパーS ディーゼル ALL4の数値をご紹介します。

ボディサイズは同じですが、重量が1,630kgとディーゼル車の方が140kgほど軽いです。

搭載する「ディーゼルエンジン」は、排気量1,995cc、最高出力190PS、最大トルク400Nm

ディーゼル車が最高出力が34PS低く、最大トルクは15Nm高いです。

ちなみに燃料タンクの容量は61リットル、SUV的には一般的なサイズでしょうか。

トランスミッションはBMWお得意の8速ATです。

MINIクロスオーバー クーパーS E ALL4のオススメポイント

雰囲気が良い

MINIと言えばこれでしょう。

男性が乗っていれば「センスが良い」と言われ

女性が乗っていれば「おしゃれ」「かわいい」と言われます。

年配の方が乗っていてもサマになり「おしゃれなおじいちゃん」「かわいいおばあちゃん」

と言われること間違いなしです。(さみ調べ)

見た目のこだわりがすごい

ボディとルーフがツートンカラー、いい意味「ずんぐりむっくり」したかわいいエクステリア。

インテリアは至るところにマルを基調としたモチーフでオシャレに仕上げてあります。

乗るたび「ニンマリ」することでしょう。

ハンドリングが良い

乗ってみて感じましたが、ハンドルを切るとその通りにまがります。

たとえて「ゴーカートのよう」と言われたりしますが本当にその通りだと思います。

カーブが楽しいクルマです。

燃費が良い

これはプラグインハイブリット車なのでさすがです。

試乗を初めて3時間くらい、いっきに走りましたが、燃料ゲージはピクリともしませんでした。

電気自動車として使える

電気だけで50km弱走れるそうです。

自分の家に充電設備を用意すれば、近距離通勤ではガソリンを使うことなく走れます。

奥様のご近所への買い物にも重宝することでしょう。

いざとなったらエンジンから充電できる

通常の電気自動車だと電気が終われば、動けません。

MINIクロスオーバークーパーS ALL4では電気が終わっても、エンジンで走れるほか、エンジンの動力で優先的にリチウムイオン電池を充電するモードがあります。

下り坂で充電モードで充電し、燃費を稼ぐなどもできます。

とても静かな車内

エンジンがかかっていない時はとても静かです。

モーターで動くと本当に音がしないのでビックリしました。

基本的に発進する時はモーターのみで「スルスル」と無音で動き出します。

速度が上がるほど乗り心地がよくなる

発進から低速域は、ゴツゴツとかたい乗り心地です。

モーターによる発進がメインで、静かに動きはじめるので余計に足回りがかたく感じます。

スピードが出てくると、不思議とかたさが取れて乗り心地がよくなってきます。

いい意味で普通

やはり輸入車なので気張って乗らないといけないかと思いきや、そこまで高級志向に振っていません。

国産車と同じとは言いませんが、自然に「サラッと」乗れる感じです。

いろんな最新装備など付いていますが、それを感じさせない所がすごいと思います。

MINIクロスオーバー クーパーS E ALL4の気になったポイント

長距離だと電気の恩恵が少なめ

今回、長距離の試乗をしました。

そこで電池が終わってしまうと、試乗だけに充電はできませんでした。

充電できないと、電池が終わった時からただの重たいクルマになってしまいます。

電池が終わった時は、ひたすらエンジンがまわり、加速その他も悪くなります。

とは言え、そこはBMWですから3気筒の1.5リッターエンジンとは思えないくらい頑張って走ろうとしてくれます。

その分ガソリンは消費してしまいますが。。。

やはりプラグインハイブリットと言うくらいなので、道中充電できないと魅力は半減してしまいます。

ドリンクホルダーの爪強すぎ

ドリンクホルダーは爪3つで飲み物をホールドするタイプです。

しっかりホールドする為なのでしょうが、爪が強すぎます。

ペットボトルを置こうとするとかなり「グッ」と押しこまないと置けません。

ペットボトルの口を開けたまま置こうとすると、中身がこぼれるんじゃ無いか思うレベルです。

紙コップとかつぶれそうです。

ブレーキが難しい

ブレーキにクセがありどうしても「がくっ」となってしまします。

ブレーキをかけると電気を発電するようにできてるブレーキのようです。

ブレーキタッチがすごく微妙です。

どんなにじんわりかけても最後に「がくっ」となり「むずかし〜」と叫びつつ乗っていました。

まとめ

MINIの印象は、スタイリング重視で中身については、あまり印象にありませんでした。

それが長時間乗ってみると

「疲れにくい乗り心地」

「楽しく運転できるハンドリング」

見直しました。

もちろん眺めていて飽きないエクステリア、インテリアデザインは、他のクルマにはマネできないでしょう。

その中にPHEVという最新のシステムが搭載されている、ますますオシャレです。

現在、奥さんに乗って欲しいクルマランキング「第1位」です。

オシャレなのに気取らずに乗れる本当に「いい意味で普通のクルマ」です。

すっかりハマってしまいました。

少しでも興味があるなら1度試乗してみる事をオススメします。

ではまた。

 

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