[Lサイズミニバンレビュー]トヨタヴェルファイア(ANH20W)のおすすめポイント、気になるポイント

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車のレビュー

家族も増えたのでミニバンに乗り換えようと、ネッツトヨタの先輩に相談するとモデル末期の初代アルファードとモデルチェンジしたばかりのヴォクシーを勧められました。

アルファードは

・モデル末期なので大幅値引きが可能(50万円位から)

・燃費がすごぶる悪い(リッター8キロ前後2.4リッターエンジンの場合)

・トヨタの最高級ミニバンなので満足感は高いが、基本設計古い

ヴォクシーは

・モデルチェンジ直後で値引きは渋め(10万円位から)

・エンジンが新機構(バルブマチック)他新機構が付いている

・扱いやすいサイズ

以上の条件を聞き即答はせず、検討していました。

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ヴェルファイア登場

2008年5月にアルファードがモデルチェンジしてネッツ店ではヴェルファイアになって登場しました。

先輩に誘われ現車を見に行きました。

試乗車を兼ねて3.5リッターのVと言うグレードがあり、試乗させてもらい「あーこれだこれ!」となりました。まあ試乗したら欲しくなりますよね。

ただ予算的に厳しいのでヴォクシーも試乗してその日は帰りました。

それから1週間、夜もあまり寝れずどうしたら買えるか(ほぼ金策ですが)を考え、タバコをやめてその分をローン支払いに回すと言う結論に至り翌週もネッツにお邪魔しました。

呆れている奥さんを連れネッツに行くと、先輩に「いやヴェルファイアは高すぎるよ、ヴォクシーにしとけよ」と言われ更に、「ヴォクシー貸してやるから、それ乗って昼飯でも食べに行きながら考えておいで」と言われヴォクシーで渋々かっぱ寿司に行きました。

食べている間もひたすらヴェルファイアについて熱く語っていると、「買えるなら買えばいいじゃんもう。。。」と根負けした嫁。

ネッツに帰り、

さみ「ヴェルファイアにします。力一杯お願いします!(値引きを)』

先「えっ本当に?じゃあやってみるかあ。。。はいはい」

明らかに呆れています。

そうは言っても強者営業の先輩!見積もり作りつつ、店長と交渉してくれ予算より軽くオーバー位に収めてくれました。

パワーオブラグジュアリー

ヴェルファイアのキャッチコピーです。

5月に注文(3週目くらいだったかと)7月下旬納車予定と決まり、地区では早い方の納車でした。

今まで買った車の中でピカイチ待ち遠しかったのを覚えています。

グレードは2.4Z(エアロタイプの廉価グレード)のFFモデルで、ミッションはCVTなのでRAV4と同じユニットです。

色はパールホワイトにしました。

キャプテンシートが欲しくて7人乗りを選びました。

ヴェルファイア(ANH20W)のおすすめポイント

1.高級感

パワーオブラグジュアリーと言うだけあって高級感がありました。(2.4リッターなのでパワーはないです。。。)

メーター周りやシフトノブ周りも凝った作りで、乗るたびニヤッとしていました。

トリプルゾーン(前席左右と後席)オートエアコンや天井に埋め込まれたライン照明(この型は色は変えられません)2列目シート脇のテーブルなど使い勝手の良い装備が満載でした。

2.広い室内

四角いボディいっぱいの室内の作りで、多人数移動も苦になりません。むしろ2列目が1番快適です。

天井も高く圧迫感が皆無です。

渋滞時や待機時間が長い時、子供もある程度身体を動かせるので重宝しました。

3.シートアレンジが豊富

2列目キャプテンシートは、オットマンも付いています。

シートを倒せば車中泊はもちろん、中央に寄せて1番後ろまで下げればリムジン顔負けの足下スペースが現れます。

3列目のシートも倒せばフラット(座面と背もたれで段差にはなりますが)、左右に跳ね上げて畳めば荷物も沢山積めます。

4.どこへ乗って行っても大丈夫な雰囲気

冠婚葬祭から行楽、近所の買い物までどこへ乗って行ってもそれなりに馴染んでしまう感じでしょうか。人気の車種なので台数走っているせいもあるかと思いますが。

5.所有欲を満たしたしてくれる

トヨタの最上級ミニバンですから、同僚とかにも「凄いねー」と言われたりします。(本心かは判りかねます)

ヴェルファイア(ANH20W)に乗って気になるポイント

1.パワー不足

2トンのボディに2.4リッターエンジン(170PS,22.8kgm)は流石に重さを感じます。

同じユニットを積んだRAV4の時は軽快に走りパワーも充分でしたが、ヴェルファイアの大きいボディには厳しかったです。

高速道路で、エルグランドに追いつかれ道を譲り、その後試しに追いかけようとしましたが、グングン離されました。。。エルグランドの排気量はいくつかは知りませんが。

メルセデスベンツG550の方と旅行に行き、G550はあっという間に見えなくなりました。。。

まあ、3.5リッターやハイブリットならそこまでの差は無いかもしれません。

2.車酔いし易い

大きいボディのため、走っている時の揺れ方が「ほわんほわん」と言う感じです。2列目は快適ですが1番酔い易いかもしれません。

我が家は長距離乗ると奥さんも子供も酔っていました。

足回りを少し固めの物(ダウンサスや車高調)に変えると少し改善します。(我が家は車高調を入れた所改善しました)

3.話が聞こえない

音の遮蔽がイマイチなのと、広大な車内のお陰で2列目の人と話をする時に大声になりがちです。

3列目との会話は2列目の人にリレーしてもっらた方が良いかも知れません。

4.大きい

この車の1番の長所であり短所でしょうか。

出かける場所の駐車場のサイズによっては止めにくい事もあります。

高さも有るので自走式の立体駐車場でも気を使います。

まとめ

基本的に不満は無く、少しずつ部品を替えながら乗っていました。

藤壺のマフラー、テインの車高調、ワークの20インチアルミホイール。

内装もLEDの打ち替えや、シートカバーを付けたり(本当に指ボロボロになりますよね)、DEFIの3連メーターを付けてみたり。

色々と、初めての物を体験させてくれた車でした。

もう発売から12年くらい経ちますが、街中ではよく見かけます。

それだけ良く出来たと言うか、使い勝手のよい車なんでしょうね。

乗っていた時は本当に気に入っていて、まめに洗車したり掃除機かけたりしていました。

良い車だったなあ、うんうん。

ではまた。

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