カーセキュリティGlgoを使用した後、少し間が空きRC型のオデッセイを購入した際に再度セキュリティ熱がやって来ました。
色々調べるうちにVIPERに行き着きました。
しかも今回は自分で装着出来るセットがある事を知ります。
ショップに頼むと設置はばっちりなのですが、お値段も高くなりますし、自宅から距離もあったのでその都度代車をお借りし(無料なので良心的ですが)中々の手間が掛かっていました。
そこで「VIPER 5706V オデッセイRC型用パーフェクトキット」なる物を購入し、取り付けをしてみました。
そこで自分で取付けした時の感想、VIPER5706Vを使って見ておすすめのポイントや気になって点です。
VIPER 5706Vの取付け
楽天のショップで次の物を購入しました。
VIPER 5706V「RC型オデッセイ用パーフェクトキット」
VISION 318-054 高感度衝撃センサー
LEDスキャナー
ドアロックリレー
本体には、「本体」「エンジンスターター用のキット」「サイレン(スピーカー)」「配線一式」「取付け説明書」「取扱い説明書」「車種ごとの取付けマニュアル(接続する配線の色やコネクターの場所などが記載されている物)」が付属して来ました。
通常では5906Vと言うモデルなのですが、5706Vにすると10,000円ほど安くなると言う事でそちらのモデルにしました。
違いは「リモコンがカラー液晶か白黒液晶か」「電波の到達可能距離(そのせいかアンテナの形状が違います)」です。
基本的な機能には違いがありませんでした。
リモコンはカラー液晶の方が操作性に優れています。
ファンクションボタンを押す毎にどの様な操作をするかが液晶に表示され、動作に対応するボタンで動作する感じです。
白黒液晶リモコンはファンクションボタンを押すと液晶にレベル1〜4と表示されるだけで、ボタンが対応する動作は表示されません。
取扱い説明書にてリモコンの対応レベルとボタンを覚える必要があります。
使いやすさではカラー液晶(5906)、リーズナブルで故障しにくい(リモコンが)のは白黒液晶モデルとのことでした。
作業のポイント
最初にVIPERをDIYにて取付けする際に1番のポイントは
「諦めない心」
です。
途中で心が折れそうになると思います。
DIYにてカーナビが取付できる方にならVIPERの取付けも出来ると聞きました。
実際できるとは思います。
ただし、カーナビの取付けと決定的に違うのは、コネクターを接続していく作業では無く、配線を探し1本ずつ配線を繋いでいく作業という点でしょう。
ショップの工賃が高いのも頷けます。
2台までは自分で取り付けましたが、3台目はお願いしてしまいました。。。
取付けの流れ
内装をバラす
中途半端にバラすと作業がやりにくいので思い切ってバラすといいです。
その際に内装を固定しているクリップなどの破損の可能性があるので、慎重に作業された方が良いでしょう。
サイレン設置
室内に設置すると車外に音が聞こえないので、エンジンルームに設置します。
隠して設置したい場合はバンパーを外すなどの必要があります。
自分は部品を外さない程度に目立たなく取付けました。
基本的に下向きに取付けないとゴミや水が入って故障の原因になります。
スペース的に厳しい場合は横向きでも若干下に角度を付けると良いでしょう。
配線
接続自体は純正の配線に割り込ませる形になります。
ワイヤーストリッパーを使い配線の皮を剥き、ハンダで接続するのが良いでしょう。
接続不良による誤作動や作動不良を防げます。
車のDIYにて活躍するエレクトロタップは避けた方が良いみたいです。
サイレンの配線もエンジンルームから引き込みます。
この作業も手間がかかります。
アンテナやオプション品の設置
アンテナはフロントウィンドウの視界の妨げにならない場所に両面テープにて設置します。
5706V場合はアンテナ先端部にLEDが配置されていて、セキュリティONで点滅します。
周囲へのアピールになるのでそこも考えながら取付けすると良いでしょう。
スキャナーはダッシュボードに設置するのが一般的です。
ショックセンサーは隠しつつ感度の調整が出来る場所に設置します。
隠しすぎると感度調整が大変になりますし、調整しやすさ優先に設置すると取外されてしまう可能性があります。
本体の設置
奥の方に見えない様に設置するのが良いでしょう。
ただしコネクターを接続するので配線の届く範囲でバランスの良いところを探しましょう。
サイレンの配線がエンジンルームから、スキャナーの配線がダッシュボードから、アンテナの配線がAピラーからといろんな所から配線が集まって来るので悩む所です。
配線の処理
これが1番難しいかも知れません。
ナビを取付けされた事のある方なら経験があるかと思いますが、配線の束が有り過ぎてごちゃごちゃになります。
これを少しずつまとめ、きれいに収納するを繰り返す感じです。
長過ぎたら切って短くしてハンダで繋ぐ方が手間はかかりますが、結果的に早く簡単に出来る気もします。
ショップの方はこの方法で綺麗に配線している様です。(もちろんショップによります)
取付けに使った工具など
素人なのであまり工具は持っていませんが、取付けにあたり購入した物も含めて紹介します。
内張り剥がし
その名の通り車両の内張を剥がす為の工具です。
内装そのものや、クリップを外す際に使用します。
樹脂製と金属製があり、大小種類があると何かと便利です。
ドライバー
プラスのNo.2と1を使いました。追加で精密ドライバーセットがあるとコネクターを外すときに爪の部分を押したりするのに便利です。
ソケット類
ラチェットレンチとエクステンションバー(ソケットを延長する棒)、ソケット数種類必要です。
車両の内装や、エンジンルームのカバーなどを外すのに使います。
ソケットは10、12、14ミリ位は持っていないと苦労すると思います。
ハンダコテとハンダ
配線を接続するのに使います。
エレクトロタップでも良いのかも知れませんが、ショップの人は使いません。
ハンダで接続した方が確実だと思います。
ハンダを盛り過ぎたとき用に、ハンダ吸い取る物も有ると安心です。
配線皮剥き(ワイヤーストリッパー)
配線の途中に配線を割り込ませる事が多い作業なので、握るとワンタッチで剥けるタイプが使いやすいです。
検電用テスター
資料の配線図が合っているかを確認するのに使います。
先端が細い物がコネクターの配線に挿し易く使い勝手は良いと思います。
配線
パーフェクトキットには配線が付いてきますが、最低限の長さです。
自分でも何メートルか配線を用意した方が、途中の延長などで必要になります。
ニッパーとカッター
配線を切ったり、配線の被覆を剥いたり色々な事に使います。
テープ類
配線を接続したところの絶縁でビニールテープを使います。
他には仕上げで配線をまとめる時にも使えます。
ビニール製と布製も有るとキレイに仕上げる事が出来ます。
色んなところで使うので量も必要です。
ユニットの設置などに両面テープやマジックテープも有ると便利です。
コルゲートチューブ
樹脂製のジャバラの様な物です。
配線をまとめる時や、エンジンルーム内の配線保護に使います。
太さも数種類あると何かと便利です。
結束バンド
配線をまとめたり、ユニットを固定したり色々な場面で使います。
長いものを用意すれば一種類で足りますが、切る部分が多くなるので何と無くもったいなく感じ色々な長さを用意してしまいました。(自分ケチなんで。。。でも逆に費用がかかった様な)
配線接続用端子各種と圧着工具
ハンダで接続すれば必要ないのですが、後で脱着出来た方が便利な所もあります。
そこはオスメスの端子で繋ぐと良いでしょう。
取付けのまとめ
バイパーの配線を動作に対応した車両側の配線に接続していく作業がメインになります。
バイパーを購入する際に取付けする車両の資料をセットにしてくれるお店で買う方が良いでしょう。
と言うか資料が無いとプロでも気の遠くなる作業が必要だと思います。
配線を繋ぐ作業自体は難しくないのですが、繋ぐ場所を確認するのが難しく時間かかります。
資料の配線が合っているかを検電ドライバーやテスターなどを使い確認し接続して行く作業です。
その作業が終われば、後はバイパー本体とコネクター類を接続する作業なのでそんなには難しくありません。
接続が終わりリモコンで「アーム(セキュリティ作動)」「ディスアーム(セキュリティ解除)」操作が上手く行った時の達成感はかなりの物です。
自分は1台目のオデッセイを取付けた時は16時間くらい掛かりました。。。
仕組みも分からず、コツも分からないとかなりの時間を覚悟した方が良いと思います。
購入するお店がメールだけでなく、電話サポートもしてくれる所の方が安心です。
作業していて分からない事がすぐに確認できるのは心強いです。
長くなったので使用してのレビューは改めてご紹介します。
ではまた。
コメント